鉄道経営もずいぶんと変わった。かつては乗せてやるという感じで、ふんぞり返る駅員なんかが多かった。文句を言うと一喝して睨み返す者もいた。東京なんかでは高圧的な態度に不愉快な思いもしたことがある。そういう駅員たちは再教育されたか、淘汰されたのであろう。
また車輌も乗り心地よりも数をこなすという感じではあった。全国どこへ行っても同じような車輌だったのが、今はどうか。いろいろと工夫されている。この記事のように車輌をリニューアルして客が増えたというのは将に経営努力の賜物であろう。
何でも民営化すれば良いわけではないが、国鉄時代よりは遥かに改善されたのは、接客や諸所の工夫であろうと思う。