<CD1>
ドヴォルザーク:
(1)交響曲第1番 ハ短調 B9「ズロニツェの鐘」[プラハ交響楽団(1957年2月13-15日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)交響曲第4番 ニ短調 Op.13[プラハ交響楽団(1959年11月4-6日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD2>
(1)ドヴォルザーク: 交響曲第2番 変ロ長調 Op.4[プラハ交響楽団(1958年4月9-12日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)ドヴォルザーク: チェロと管弦楽のためのロンド ト短調 Op.94[ヨセフ・フッフロ(Vc)、プラハ交響楽団(1958年4月17日/ドヴォルザーク・ホール)]
(3)グリーグ: 叙情組曲 Op.54(全4曲)[プラハ交響楽団(1961年3月20-21日、30-31日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD3>
(1)チャイコフスキー(ヴァーツラフ・トロヤン編): 四季 Op.37b[映画交響楽団(1953年10月26-27日/ドモヴィナ・スタジオ)]
(2)グリーグ: 「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46[プラハ交響楽団(1961年3月20-21日、30-31日/ドヴォルザーク・ホール)]
(3)グリーグ: 「ペール・ギュント」第2組曲 Op.55[プラハ交響楽団(1961年3月20-21日、30-31日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD4>
(1)ルーセル: 交響曲第3番 ト短調 Op.42[ブルノ・フィル(1963年11月4-6日/ブルノ・コミュニティ・ホール)]
(2)ルーセル: 「バッカスとアリアドネ」第2組曲Op.43[ブルノ・フィル(1963年12月13-15日/ブルノ・コミュニティ・ホール)]
(3)メシアン: 異国の鳥たち[イヴォンヌ・ロリオ(Pf)、チェコ・フィル(1966年11月18-22日/ドヴォルザーク・ホール)]
(4)メシアン: 鳥たちの目覚め[イヴォンヌ・ロリオ(Pf)、チェコ・フィル(1966年11月18-22日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD5>
(1)シューベルト: 交響曲第3番 ニ長調 D200[チェコ・フィル(1966年2月28日-3月2日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)シューベルト: 交響曲第8番 ロ短調 D759「未完成」[チェコ・フィル(1966年2月9-11日/ドヴォルザーク・ホール)]
(3)ヴラディミール・ソムメル: 声楽交響曲[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル、同合唱団(1964年12月11-14日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD6>
(1)マーラー: 亡き子をしのぶ歌[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1962年12月3-5日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)マーラー: さすらう若人の歌[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1962年12月3-5日/ドヴォルザーク・ホール]
(3)マーラー: 美しいトランペットが鳴り響く所[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1964年12月11-14日/ドヴォルザーク・ホール)]
(4)ボシュコヴェツ: シレンティウム・トゥルバトゥム~アルト、エレキ・ギターと大管弦楽のための[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1965年8月31日-9月1日/ドヴォルザーク・ホール)]
(5)ドヴォルザーク: 夜想曲 Op.40[プラハ交響楽団(1968年9月9-12日/ドヴォルザーク・ホール)]
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
ドヴォルザーク:
(1)交響曲第1番 ハ短調 B9「ズロニツェの鐘」[プラハ交響楽団(1957年2月13-15日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)交響曲第4番 ニ短調 Op.13[プラハ交響楽団(1959年11月4-6日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD2>
(1)ドヴォルザーク: 交響曲第2番 変ロ長調 Op.4[プラハ交響楽団(1958年4月9-12日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)ドヴォルザーク: チェロと管弦楽のためのロンド ト短調 Op.94[ヨセフ・フッフロ(Vc)、プラハ交響楽団(1958年4月17日/ドヴォルザーク・ホール)]
(3)グリーグ: 叙情組曲 Op.54(全4曲)[プラハ交響楽団(1961年3月20-21日、30-31日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD3>
(1)チャイコフスキー(ヴァーツラフ・トロヤン編): 四季 Op.37b[映画交響楽団(1953年10月26-27日/ドモヴィナ・スタジオ)]
(2)グリーグ: 「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46[プラハ交響楽団(1961年3月20-21日、30-31日/ドヴォルザーク・ホール)]
(3)グリーグ: 「ペール・ギュント」第2組曲 Op.55[プラハ交響楽団(1961年3月20-21日、30-31日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD4>
(1)ルーセル: 交響曲第3番 ト短調 Op.42[ブルノ・フィル(1963年11月4-6日/ブルノ・コミュニティ・ホール)]
(2)ルーセル: 「バッカスとアリアドネ」第2組曲Op.43[ブルノ・フィル(1963年12月13-15日/ブルノ・コミュニティ・ホール)]
(3)メシアン: 異国の鳥たち[イヴォンヌ・ロリオ(Pf)、チェコ・フィル(1966年11月18-22日/ドヴォルザーク・ホール)]
(4)メシアン: 鳥たちの目覚め[イヴォンヌ・ロリオ(Pf)、チェコ・フィル(1966年11月18-22日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD5>
(1)シューベルト: 交響曲第3番 ニ長調 D200[チェコ・フィル(1966年2月28日-3月2日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)シューベルト: 交響曲第8番 ロ短調 D759「未完成」[チェコ・フィル(1966年2月9-11日/ドヴォルザーク・ホール)]
(3)ヴラディミール・ソムメル: 声楽交響曲[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル、同合唱団(1964年12月11-14日/ドヴォルザーク・ホール)]
<CD6>
(1)マーラー: 亡き子をしのぶ歌[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1962年12月3-5日/ドヴォルザーク・ホール)]
(2)マーラー: さすらう若人の歌[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1962年12月3-5日/ドヴォルザーク・ホール]
(3)マーラー: 美しいトランペットが鳴り響く所[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1964年12月11-14日/ドヴォルザーク・ホール)]
(4)ボシュコヴェツ: シレンティウム・トゥルバトゥム~アルト、エレキ・ギターと大管弦楽のための[ヴェラ・ソウクポヴァー(A)、チェコ・フィル(1965年8月31日-9月1日/ドヴォルザーク・ホール)]
(5)ドヴォルザーク: 夜想曲 Op.40[プラハ交響楽団(1968年9月9-12日/ドヴォルザーク・ホール)]
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
ノイマンというと、自国のスメタナやドヴォルザークのほか、ベートーヴェンやマーラーといったドイツ・オーストリアのレパートリーがまず思い浮かぶ。しかし、ここに集められた初期の録音集は、それ以外のフランスものや、レアな珍しいものがあって、目を引く。
ルーセルなんか、ブーレーズのようなフランスの指揮者がやると洗練された音楽に聴こえるが、ノイマンのこの録音ではなんとなく泥臭く、フランス音楽よりはチェコ音楽みたいに聴こえてしまう。一方でメシアンなんかもそつなくこなしている。やはり、先入観をもってはだめだといういい例だ。
チャイコフスキーの「四季」は、ふつうガウクのアレンジが演奏されるが、ここでは初めて目にする名前の音楽家のアレンジである。もっと面白いのはボシュコヴェツの作品。編成の中にエレキ・ギターがあって、響きが少し変わっている。といって作風はやや保守的な感じもする。
とにかく、興味津々のアルバムではある。