【曲目】
マーラー: 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
【録音】
1994年9月21日 フィルハーモニー・ザール、ベルリン [ベルリン芸術週間ライヴ]
マーラー: 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
【演奏】
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
【録音】
1994年9月21日 フィルハーモニー・ザール、ベルリン [ベルリン芸術週間ライヴ]
タワー・レコードの独自企画の一つ。世界先行発売でかつ初リリースという。本来はクラウス・テンシュテットが指揮する予定だったが、急病のために代役としてギーレンが登場したもの。演奏に対しては賛否両論があったという。
カラヤンが亡くなって5年経過した当時のBPOで、まだその痕跡が十分に残っていたと言われる時代である。しかし、このオーケストラはマーラーの演奏にそう慣れている訳ではない。カラヤンも晩年にいくつか取り上げてはいるが、バーンスタインが第9番を振りに客演した時は、不慣れであったために分奏を要求したとか聞いている。
さて、ギーレンによる指揮のこの第7番だが、たいへんゆっくりしたテンポで始まり、そのテンポが好悪の分かれるところかなとも思った。また金管などが時折音を外しているのも聴き取れる。まあこれなどはよくあることだが、BPOのメンバーがこの曲に共感していたのかな、と素朴に思った。