A
B
【収録情報】
A『伊福部昭 生誕百年記念アルバム』
・ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲
前橋汀子(ヴァイオリン)
東京フィルハーモニー交響楽団
山田夏精[一雄](指揮)
録音時期:1960年
録音方式:モノラル(セッション)
・土俗的三連画
NHK交響楽団
ニクラウス・エッシュバッハー(指揮)
録音時期:1955年
録音方式:モノラル(ライヴ)
・箜篌歌
渡辺範彦(ギター)
録音時期:1969年10月16日
録音方式:ステレオ(セッション)
・知床半島の漁夫の歌
立川清澄(バリトン)
是安 亨(ピアノ)
録音時期:1971年8月31日
録音方式:ステレオ(セッション)
・ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲
前橋汀子(ヴァイオリン)
東京フィルハーモニー交響楽団
山田夏精[一雄](指揮)
録音時期:1960年
録音方式:モノラル(セッション)
・土俗的三連画
NHK交響楽団
ニクラウス・エッシュバッハー(指揮)
録音時期:1955年
録音方式:モノラル(ライヴ)
・箜篌歌
渡辺範彦(ギター)
録音時期:1969年10月16日
録音方式:ステレオ(セッション)
・知床半島の漁夫の歌
立川清澄(バリトン)
是安 亨(ピアノ)
録音時期:1971年8月31日
録音方式:ステレオ(セッション)
B
Disc1
伊福部 昭:
1. 日本狂詩曲 (1935)
2. オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ (1979)
Disc2
3. 舞踊曲『サロメ』 (1948)
安倍圭子(マリンバ:2)
東京都交響楽団
岩城宏之(指揮)
録音時期:1990年1月13日
録音場所:東京文化会館(東京都交響楽団第302回定期演奏会『都響日本の作曲家シリーズ7 伊福部昭作品集』)
録音方式:ステレオ(ライヴ)
4. 伊福部 昭とアナウンサーの対談
5. ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲風狂詩曲 (1948/51)
小林武史(ヴァイオリン:5)
ABC交響楽団(5)
森 正(指揮:5)
放送時期:1959年11月5日(NHKラジオ第2 放送音楽祭特集)
音源提供:NHK/ NHKサービスセンター
伊福部 昭:
1. 日本狂詩曲 (1935)
2. オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ (1979)
Disc2
3. 舞踊曲『サロメ』 (1948)
安倍圭子(マリンバ:2)
東京都交響楽団
岩城宏之(指揮)
録音時期:1990年1月13日
録音場所:東京文化会館(東京都交響楽団第302回定期演奏会『都響日本の作曲家シリーズ7 伊福部昭作品集』)
録音方式:ステレオ(ライヴ)
4. 伊福部 昭とアナウンサーの対談
5. ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲風狂詩曲 (1948/51)
小林武史(ヴァイオリン:5)
ABC交響楽団(5)
森 正(指揮:5)
放送時期:1959年11月5日(NHKラジオ第2 放送音楽祭特集)
音源提供:NHK/ NHKサービスセンター
今年は、伊福部昭生誕100周年の当り年になる。その為か、新にアルバムが立て続けに出た。今回、自分もその内の2つを購入、そのどちらにもヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲風狂詩曲 (1948/51)が含まれていた。しかも、どちらも1960年前後のもので、今の版とやや異なるところがあるのが特徴であり、貴重でもある。また1954年の東宝の「ゴジラ」のテーマ曲のオリジナル素材を有していることでも有名である。
この人の音楽は正統的なドイツ風のものとは違い、かなり土臭いものだ。それは生前のインタビューで同じことをやったのでは記憶に残らないといった趣旨のことを発言していたのを実践した曲調だ。拍子が小節ごとに変わり、4拍子の音楽が突然5拍子になったりする。ストラヴィンスキーの「春の祭典」にも触発されたというから、面白い。ただ演奏する方は苦労すると思う。
こうした見直しが進むのは歓迎したい。やはり同い年で同郷の早坂文雄もいる。黒澤明や溝口健二の映画作品でも主要なところを担当したが、41歳で夭折した人だった。こちらも是非目を向けて欲しい。