【曲目】
<CD1>
R・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1929年6月)
歌劇「インテルメッツォ」より交響的挿入曲~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1927年2月)
楽劇「サロメ」より「7枚のヴェールの踊り」~ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音: 1928年11月)
交響詩「死と変容」~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1926年11月)
<CD2>
R・シュトラウス: 交響詩「ドン・キホーテ」~エンリコ・マイナルディ(Vc) ~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1933年6月)
「町人貴族」からの組曲~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1930年6月)
<CD3>
R・シュトラウス:
交響詩「英雄の生涯」~バイエルン国立管弦楽団(録音: 1941年6月)
皇紀2600年奉祝音楽~バイエルン国立管弦楽団(録音: 1940年11月)
歌劇「ばらの騎士」より第2幕のワルツ~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1927年2月)
歌劇「ばらの騎士」より第3幕のワルツ~バイエルン国立管弦楽団(録音: 1941年6月)
<CD4>
モーツァルト:
交響曲第39番変ホ長調K.543, 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1926年11月)
交響曲第40番ト短調K.550~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1927年)
歌劇「魔笛」序曲~ベルリン・シュターツカペレ
<CD5>
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調Op.67~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1928年)
交響曲第7番イ長調Op.92~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1926年)
<CD6>
グルック: 歌劇「「オーリードのイフィジェニー」序曲
ウェーバー: 歌劇「オイリアンテ」序曲
ワーグナー: 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
ワーグナー: 歌劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
コルネリウス: 歌劇「バグダッドの理髪師」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音: 1928~1929年)
<CD7>
R・シュトラウス:
交響詩「ドン・キホーテ」~オズヴァルト・ウール(Vc) バイエルン国立管弦楽団(録音: 1941年)
献呈, 夜, 憩えわが心, 秘め事~ハインリヒ・シュルスヌス(Br) (録音: 1921年)
【演奏】
リヒャルト・シュトラウス(指揮&P)
ベルリン・シュターツカペレ
バイエルン国立管弦楽団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
今年はR.シュトラウスの生誕150周年だった。したがって、いろいろな指揮者による録音がBOXとなっているのはその流れだが、やはりご本人による指揮というのが、登場した。1921年から41年まで、指揮もしくはピアノ伴奏をした録音で、独グラモフォンに入れたものである。一応自作自演集とはしたが、中にはモーツァルトやベートーヴェン、ワーグナーなど他の作曲家の作品を指揮したものまで入っている。他にVPOなどを振った自作自演集が存在している。これらは戦時中で1944年頃のものだった。
<CD1>
R・シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1929年6月)
歌劇「インテルメッツォ」より交響的挿入曲~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1927年2月)
楽劇「サロメ」より「7枚のヴェールの踊り」~ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音: 1928年11月)
交響詩「死と変容」~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1926年11月)
<CD2>
R・シュトラウス: 交響詩「ドン・キホーテ」~エンリコ・マイナルディ(Vc) ~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1933年6月)
「町人貴族」からの組曲~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1930年6月)
<CD3>
R・シュトラウス:
交響詩「英雄の生涯」~バイエルン国立管弦楽団(録音: 1941年6月)
皇紀2600年奉祝音楽~バイエルン国立管弦楽団(録音: 1940年11月)
歌劇「ばらの騎士」より第2幕のワルツ~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1927年2月)
歌劇「ばらの騎士」より第3幕のワルツ~バイエルン国立管弦楽団(録音: 1941年6月)
<CD4>
モーツァルト:
交響曲第39番変ホ長調K.543, 交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1926年11月)
交響曲第40番ト短調K.550~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1927年)
歌劇「魔笛」序曲~ベルリン・シュターツカペレ
<CD5>
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調Op.67~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1928年)
交響曲第7番イ長調Op.92~ベルリン・シュターツカペレ(録音: 1926年)
<CD6>
グルック: 歌劇「「オーリードのイフィジェニー」序曲
ウェーバー: 歌劇「オイリアンテ」序曲
ワーグナー: 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
ワーグナー: 歌劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
コルネリウス: 歌劇「バグダッドの理髪師」序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音: 1928~1929年)
<CD7>
R・シュトラウス:
交響詩「ドン・キホーテ」~オズヴァルト・ウール(Vc) バイエルン国立管弦楽団(録音: 1941年)
献呈, 夜, 憩えわが心, 秘め事~ハインリヒ・シュルスヌス(Br) (録音: 1921年)
【演奏】
リヒャルト・シュトラウス(指揮&P)
ベルリン・シュターツカペレ
バイエルン国立管弦楽団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
今年はR.シュトラウスの生誕150周年だった。したがって、いろいろな指揮者による録音がBOXとなっているのはその流れだが、やはりご本人による指揮というのが、登場した。1921年から41年まで、指揮もしくはピアノ伴奏をした録音で、独グラモフォンに入れたものである。一応自作自演集とはしたが、中にはモーツァルトやベートーヴェン、ワーグナーなど他の作曲家の作品を指揮したものまで入っている。他にVPOなどを振った自作自演集が存在している。これらは戦時中で1944年頃のものだった。
さて、70年以上も前の録音でいささか臆したが、自身が指揮した日本政府の要請で作曲した「皇紀2600年奉祝音楽」が目当てであった。以前、国内盤で出ていたものの見送って、入手が叶わなかったからだ。指揮者としても優れていて、殊にモーツァルトの大家としても知られていたという。モーツァルトのものは80年以上も前の録音なので、恐る恐るプレーヤーにかけてみたが、鑑賞には一向に支障がないばかりか、軽やかな音楽運びには驚く。もっともシェラック盤(SP)収録ということで、テンポを速めていることも考えられるが、それにしても聴いて心地がいい。