1956年の旧ソ連南部の街に転送される。そこにはタイム・トンネルが存在していた。今回は第2回同様に全くのフィクションで歴史上の事件ではない。CIAの要請でそのトンネルと指揮をする科学者のことを調べるよう司令が出る。
まず、どの程度の完成度かが不明なところから始まる。SFとスパイものがミックスしたような趣である。何とその科学者が現代のアメリカに来ていて、タイム・トンネルの完成に助力したいと来ていたのである。上層部は真意を測りかねていたのである。
今回のゲストはネヘミア・パーソフ。1957年のアンソニー・マン監督の「最前線」という戦争映画で知った人である。そうしたら、「アンタッチャブル」に複数回ゲスト出演していることがわかった。なかなかクセの俳優で性格俳優といったところだろう。また脇役には捜査官役でケヴィン・ヘーゲンの若き日の姿もある。こうしたドラマを見ているとかつての名優や今大俳優になっている人の若い時代の姿が見られるのも、楽しいものである。