Disc10 [77:02]
● ロッシーニ:『どろぼうかささぎ』序曲 [10:10]
録音:2014年9月21日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)
● ベリオ:管弦楽のための4つの奉献曲 (1978-1989) [11:41]
録音:2010年9月5日/ベルリン、フィルハーモニー(RBB)
● プーランク:オルガン協奏曲 [24:39]
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
録音:2008年8月28日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO)
● ルイ・アンドリーセン:ミステリエン(Version No.1) (2013) [30:32]
録音:2013年11月3日/アムステルダム、コンセルトヘボウ(AVRO) 世界初演
先日、ヤンソンスのACO告別演奏会の様子が放映されていたが、今回1990年から2014年まで、彼が指揮した演奏会の録音が14枚組で出た。以前よりもかなり価格を下げての発売ではある。また、14枚の内、1枚はDVDで映像での収録である。
さて、最初に取り上げるのは10枚目の上記の曲目。最後のアンドリーセンは昨日記事にした「ホライズン」で映像になっていたものと同一の演奏でここでは、音だけのものである。ロッシーニ以外は全てバリバリの現代曲である。また、ベリオはベルリンでのライヴで収録も同地の放送局である。そして、ベリオにしろアンドリーセンにしろ音響を重視したような作品であるし、プーランクは協奏曲とはなっているが、管楽器の代わりにオルガンを当てはめたようなユニークな試みである。