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トリブホーン・シャヒディ:管弦楽曲集

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交響詩「サド」
バレエ「高利貸しの死」(抜粋)
バレエ「シアブシュ」より 若者の踊り
バレエ「ルバイ・ハヤム」(抜粋)
ゲルギエフ/ロンドン交響楽団
クラリネット協奏曲(イーゴリ・フェドトフ独奏)
交響的絵画「ダリウス」
マーチ
ゲルギエフ/マリインスキー劇場管弦楽団
 
 これは商工中金から送られてくる「商工ジャーナル」のコラムで紹介されたものである。ゲルギエフが二つの手兵を指揮して、シャヒディというタジキスタン出身の作曲家の作品を取り上げているが、この雑誌を見るまで全く知らない作曲家だった。1946年生まれでハチャトゥーリアンの弟子にあたる人である。2007年頃から拠点をロンドンに移したために、母国以外のヨーロッパでも演奏されるようになったという。
 
 とにかくエイキゾティックで、民族的な音階やリズムを多用して、メリハリのある音楽を作っていりのは師匠譲りである。打楽器が多く使われて活躍するのが特徴である。管楽器だけのアンサンブルと弦楽器だけのアンサンブルが交互に出て、それを打楽器が支えているという感じなのが「サド」という交響詩。最後のマーチは威勢がいい。思わぬ拾い物をしたというのが感想である。


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