(Vol.1)
ドニゼッティ:
・シンフォニア ニ長調『出発』
・シンフォニア ニ長調『炎』
・シンフォニア ハ長調
・シンフォニア ニ長調
・道化芝居『愚か者』へのシンフォニア
・シンフォニア ホ短調
ディエゴ・ディニ・チアッキ指揮 イタリア国立放送管弦楽団
・シンフォニア ニ長調『出発』
・シンフォニア ニ長調『炎』
・シンフォニア ハ長調
・シンフォニア ニ長調
・道化芝居『愚か者』へのシンフォニア
・シンフォニア ホ短調
ディエゴ・ディニ・チアッキ指揮 イタリア国立放送管弦楽団
(Vol.2)
ドニゼッティ:
・ベッリーニへの追悼のシンフォニア
・葬送前奏曲
・シンフォニア ニ長調
・アントニオ・カプッツィへのシンフォニア
・シンフォニア ハ長調
・シンフォニア・コンチェルタンテ ニ長調
・シンフォニア ニ長調
ディエゴ・ディニ・チアッキ指揮 サン・カルロ歌劇場管弦楽団
・ベッリーニへの追悼のシンフォニア
・葬送前奏曲
・シンフォニア ニ長調
・アントニオ・カプッツィへのシンフォニア
・シンフォニア ハ長調
・シンフォニア・コンチェルタンテ ニ長調
・シンフォニア ニ長調
ディエゴ・ディニ・チアッキ指揮 サン・カルロ歌劇場管弦楽団
「愛の妙薬」、「ドン・パスクァーレ」や「ランメルモールのルチア」といったオペラで有名なドニゼッティの秘曲が録音となって出た。シンフォニアが2つのアルバムになった。交響曲といった表現を通販などのカタログでは使われているが、演奏会用の序曲といった方がいいくらいの作品群だ。現にイタリア・オペラでも序曲と呼ばれている楽曲はオリジナルではシンフォニアと呼ばれてものが多い。
年代的には19世紀前半の作品である。楽器編成もそう大きくないようだ。また、ところどころオペラのような節廻しもあって、やはり本質的にはオペラ作曲家だ。また、同時代のライバルだったロッシーニの作品に似たようなところもあったりする。総体的に強い印象はない。埋もれてしまったのも、ある意味わかるような感じもする。管弦楽作品だが、オペラ的、しかし、歌がないので中途半端な感じがした。