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ブロムシュテット~サンフランシスコ時代

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DISC1
バルトーク:
・交響詩『コシュート』
・管弦楽のための協奏曲
DISC2
ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
DISC3
ベルワルド:
・交響曲第1番ト短調『まじめな交響曲』
・交響曲第4番変ホ長調『素朴な交響曲』
DISC4
ブラームス:
ドイツ・レクィエム

 エリザベス・ノルベルイ=シュルツ(ソプラノ)
 ヴォルフガング・ホルツマイアー(バリトン)
 サンフランシスコ・シンフォニー・コーラス
DISC5
ブラームス:
・運命の歌 Op.54
 ・アルト・ラプソディ Op.53
・埋葬の歌 Op.13
・悲歌 Op.82
・運命の女神たち Op.89
 ヤルド・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)
 サンフランシスコ・シンフォニー・コーラス
DISC6
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(ハース版/1886年ニューヨーク版との融合による)
DISC7
グリーグ:
劇音楽『ペール・ギュント』 op.23(抜粋)

 ペール・ギュント、泥棒:ウルバン・マルムベルイ(バリトン)
 ソルヴェイグ:マリ・アンネ・ヘガンデル(ソプラノ)
 第1の山羊追いの女:ウェンディ・ホフマン(ソプラノ)
 第2の山羊追いの女:メリリン・ヴォーン(メゾ・ソプラノ)
 アニトラ、第3の山羊追いの女:ウェンディ・ホワイト(メゾ・ソプラノ)
 盗品買い:リチャード・ヘイル(バス・バリトン)
 山の魔王:デイヴィッド・ヘス(語り)
 第1の子供のトロル:マーガレット・リジ(語り)
 宮仕えのトロル、第2の子供のトロル:カーレ・ミクスヴォル(語り)
 若い娘:マリア・メイヤー(語り)
 第1の魔女:クリスティーナ・ラップ(語り)
 第2の魔女:ベイグ:グレゴリー・ニューボ(語り)
 オーゼ:マリ・アンネ・ヘガンデル(語り)
 サンフランシスコ・シンフォニー・コーラス
DISC8
ヒンデミット:
・ウェーバーの主題による交響的変容
・ヴィオラと弦楽のための葬送音楽
・交響曲『画家マチス』
・弦楽と金管のための演奏会音楽
DISC9
マーラー:
交響曲第2番ハ短調『復活』

 ルート・ツィーザク(ソプラノ)
 シャルロット・ヘレカント(アルト)
 サンフランシスコ・シンフォニー・コーラス
DISC10
メンデルスゾーン:
・交響曲第3番イ短調 op.56『スコットランド』
・交響曲第4番イ長調 op.90『イタリア』
DISC11
ニールセン:
・交響曲第2番ロ短調 op.16『4つの気質』
・交響曲第3番ニ短調 op.27『ひろがりの交響曲』
DISC12
オルフ:
カルミナ・ブラーナ

 リン・ドーソン(ソプラノ)
 ジョン・ダニエッキ(テノール)
 ケヴィン・マクミラン(バリトン)
 サンフランシスコ少年合唱団&少女合唱団
 サンフランシスコ・シンフォニー・コーラス
DISC13
シューベルト:
・イタリア風序曲第2番ハ長調 D.591
・交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
DISC14
シベリウス:
・交響曲1番ホ短調 op.39
・交響曲第7番ハ長調 op.105
・交響詩『タピオラ』 op.112
DISC15
R.シュトラウス:
・交響詩『ドン・ファン』 op.64
・アルプス交響曲 op.64
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 サンフランシスコ交響楽団
 
 ブロムシュテットがサンフランシスコ交響楽団の常任指揮者時代にデッカに録音した選集BOX。一人の作曲者に集中せず、一通りのレパートリーを集めたところが面白いと思った。ベートーヴェンからオルフまで揃っているし、中にはたいへんマニアックな作品もあったりしてバラエティに富んでいる。そのレアなものでは、ベルワルドやブラームスの初期の合唱作品、シューベルトの珍しい序曲なんかが入っている。
 
 日本にもお馴染みの指揮者で、NHK交響楽団にも共演した指揮者だ。どこか中庸な解釈で物足らないこともあるが、ここでは変なケレンはないので、逆に安心して鑑賞できる。馴染みのないベルワルドなどもこれがスタンダードであると言っているように聴こえる。一方でブラームスは交響曲ではなく、合唱曲が中心。ドイツ・レクイエムは感動的である。初期の「埋葬の歌」は管楽器とティンパニの伴奏のみではあるが、荘重で格調が高い。

 
 
 

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