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ムスルグスキー:歌劇「ホヴァーンシチナ」(バイエルン国立歌劇)

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・ムソルグスキー:歌劇『ホヴァーンシチナ』全曲

 パータ・ブルチュラーゼ(Bs:イヴァン・ホヴァーンスキー)
 クラウス・フローリアン・フォークト(T:アンドレイ・ホヴァーンスキー)
 ジョン・ダスザック(T:ワシーリー・ゴリーツィン)
 ヴァレリー・アレクセイエフ(Bs:シャクロヴィートゥイ)
 アナトーリ・コチェルガ(Bs:ドシフェイ)
 ドリス・ゾッフェル(Ms:マルファ)
 カミッラ・ニールンド(S:エンマ)
 バイエルン国立歌劇場合唱団
 バイエルン国立管弦楽団
 ケント・ナガノ(指揮)

 演出、装置:ディミトリ・チェルニャコフ

 収録時期:2007年7月10,14日
 収録場所:ミュンヘン、ナツィオナールテアーター(ライヴ)
 
 最近は珍しい演目も上演されてソフト化もされる。また、名門もあらゆる国のオペラを積極的にやるようになったような気がする。
 
 この未完のムスルグスキーの歌劇は前奏曲が「モスクワ河の夜明け」というタイトルで時折演奏されるのを聴くだけで、オペラ自体は知らなかった。ところがこうした形で出てくるのはありがたい。もっともこのオペラはいろいろな版があって、それぞれがまた違った感じのようである。今映像化になっているのは、ショスタコーヴィチが編曲編集した版ばかりのようだ。そして、ケント・ナガノが指揮することの公演は最後はスタrヴィンスキーがまとめ上げたものが使われている。他にリムスキー=コルサコフが編曲した版もある。
 
 舞台は読み替えがしてあり、雰囲気はソ連時代のような設定である。初心者としては台本に沿ったものが見たいのだが、仕方がない。残念ながら日本語字幕はなく、英語字幕で鑑賞している。
 

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