1. モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132 |
2. ある悲劇のための交響的プロローグ Op.108 |
1. ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114 |
2. 組曲 Op.93 |
1. ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ Op.86 |
2. バレエ組曲 Op.130 |
3. 4つのベックリンによる音の絵 Op.128 |
レイフ・セーゲルスタム 指揮
ノールショピング交響楽団
ルーヴェ・デルウィンガー (ピアノ / Disc-2: M-1)
ノールショピング交響楽団
ルーヴェ・デルウィンガー (ピアノ / Disc-2: M-1)
たまたま通販のカタログにあったので、聴いてみようという気になって取り寄せたものだった。3枚組で購入の仕方によって、かなりのお買い得価格にもなるようだ。それはさておき、このアルバムは従来それぞれ単独で出ていたものをBOXにまとめたもののようだ。
生前は変奏曲の名手として名を成して、作品を沢山書いたレーガーではあるが、亡くなってから急激に過去の人になってしまい、作品も殆ど演奏されないというのが実状のようである。この内、モーツァルトの主題による変奏曲とフーガが一番有名であろうかと思う。主題はK.331のソナタの第1楽章の主題である。たいへん耳当たりが良いので、彼の作品としては演奏頻度はあるほうと思われる。
何故、忘れらてしまったのか。それは手がこみすぎて、複雑そうな作品からかもしれない。どこか掴みどころがないような感じで、聴いても印象に残らない傾向にあるのかもしれない。