「黒子のバスケ」という漫画がどういうものかは知らない。だが、この事件でアニメにもなっていて、相当な人気作であることを知った。それはそれでいいことではあるが、その成功を羨み執拗に脅迫を繰り返すとはどういうことか、考えさせられた。多分、作者とは一面識もないだろうなという予測はしていたが、それはその通り的中した。
捕まった時に、「負けました、ごめんなさい」という言葉を発したというが、36歳になるこの男はどういうつもりなのだろうか。ゲーム感覚なのかなということは感じられる。しかしここまで執拗になれるとはどういうことだろうか、解せないのだ。何を普段しているかも不明のようだし、記事からは何か病的なものも感じられる。一方でネット社会で「荒らし」なる行為があって、他人を執拗に攻撃する者がいた。その「荒らし」と同じようなものを感じる。その行為が先鋭化したという印象なのだ。ごめんなさい、とは言っているが、今回の行為は妨害行為が社会に与える影響は大きく、関係先は大いなる損害を被っている。刑事だけでなく、民事でも責任を問われるのかもしれない。