管弦楽の大家リムスキー=コルサコフには3つの交響曲がある。第2番の「アンタール」というのが割と知られている方かもしれないが、他の作品の方が有名になって、やや埋もれた格好になっているように思う。チャイコフスキーの作品よりはやや洗練さに欠けるものの、意外と面白く聴ける。もうずいぶん前に手に入れたネーメ・ヤルヴにがわィ指揮のエーテボリ交響楽団によるアルバムをかけてみた。サッカー観戦で例によって音声を絞って。3つの交響曲以外に「ロシアの復活祭」序曲とスペイン奇想曲がついていた。この2つの方が遥かにポピュラーだが、きっと作曲者は苦笑していることであろう。
↧