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ギュンター・ラファエルの管弦楽曲集

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交響的作品集 ケーゲル&ベルリン放送響、ストコフスキー&北ドイツ放送響、シューリヒト&シュトゥットガルト放送響、他
【収録情報】
・スメタナ組曲 Op.40
 ベルリン放送交響楽団
 ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
 録音時期:1955年4月5日
 録音場所:ベルリン

・バレエ組曲『ヤボナー』 Op.66
 北ドイツ放送交響楽団
 レオポルド・ストコフスキー(指揮)
 録音時期:1952年7月7日
 録音場所:ハンブルク

・シンフォニア・ブレーヴェ ニ長調 Op.67
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・シューリヒト(指揮)
 録音時期:1952年3月14日
 録音場所:シュトゥットガルト

・『動物学』Op.83
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ロルフ・ラインハルト(指揮)
 録音時期:1965年2月26日
 チェリビダッケのベルリンBOXの中にこの人の交響曲第4番が入っていて、少し興味をもった。CPOからは、交響曲作品を集めたBOXも出ていたが、他にはないかということで、ヒットしたのがこれだった。
 
 元来が保守的な作風だから、聴きやすい作品ばかり。殊にバレエ組曲「ヤボナー」はモンゴル民謡をもとにしているので、東洋的な響きが面白く、親しみが持てた。それにしても全てドイツ各地の放送局が収録したものだが、いろいろな指揮者が取り上げているのに驚く。ケーゲルやラインハルト級以外にスコトコフスキーやシューリヒトのような大御所も振っている。日本にはあまり紹介はされていないだけで、ヨーロッパでは結構人気があった作曲家だったのではなかろうか。

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