【曲目】
ヴェルディ
1.レクイエム
ロッシーニ
2.スターバト・マーテル
【演奏】
1.ルシーン・アマーラ(ソプラノ)、モーリーン・フォレスター(メッゾ・ソプラノ)、リチャード・タッカー(テノール)、ジョージ・ロンドン(バス)、ウェストミンスター合唱団(合唱指揮:ジョージ・リン)
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:ユージン・オーマンディ
2.マーティナ・アーロヨ(ソプラノ)、ベヴァリー・ウルフ(メッゾ・ソプラノ)、ティート・デル・ビアンコ(テノール)、ユスティーノ・ディアス(バス)、カメラータ・シンガーズ(合唱指揮:エイブラハム・キャプラン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:トーマス・シッパーズ
【録音】
1964年5月14日&15日(1)、1965年1月18日、2月2日&9日(2)、ニューヨーク、マンハッタン・センター(1)
[オリジナル・プロデューサー]トーマス・フロスト(1)、ジョン・マックルーア(2)
ADD/STEREO
日本初CD化(2)
ヴェルディ
1.レクイエム
ロッシーニ
2.スターバト・マーテル
【演奏】
1.ルシーン・アマーラ(ソプラノ)、モーリーン・フォレスター(メッゾ・ソプラノ)、リチャード・タッカー(テノール)、ジョージ・ロンドン(バス)、ウェストミンスター合唱団(合唱指揮:ジョージ・リン)
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:ユージン・オーマンディ
2.マーティナ・アーロヨ(ソプラノ)、ベヴァリー・ウルフ(メッゾ・ソプラノ)、ティート・デル・ビアンコ(テノール)、ユスティーノ・ディアス(バス)、カメラータ・シンガーズ(合唱指揮:エイブラハム・キャプラン)
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:トーマス・シッパーズ
【録音】
1964年5月14日&15日(1)、1965年1月18日、2月2日&9日(2)、ニューヨーク、マンハッタン・センター(1)
[オリジナル・プロデューサー]トーマス・フロスト(1)、ジョン・マックルーア(2)
ADD/STEREO
日本初CD化(2)
>オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団によるヴェルディ「レクイエム」は、1965年に珍しくニューヨークのマンハッタン・センターで収録されました。アマーラ、フォレスター、タッカー、ロンドンなど、当時の北米を代表する名歌手を揃え、トスカニーニやワルターとも共演を重ねた1920年創設のウェストミンスター合唱団を起用して、迫力十分ながらも過剰なドラマ性とは袂を分かった音楽的な解釈によってヴェルディ随一の大作が描き出されています。オーマンディ唯一の録音としても貴重です。
1965年録音のロッシーニ「スターバト・マーテル」は、1977年に47歳で早世したアメリカの名指揮者トーマス・シッパーズがコロンビアに残した最大の録音遺産の一つ。大編成のオケと合唱団を起用したスケールの大きなアンサンブルを見事に統御する手腕が聴きものです。
米CBS Odysssay盤のジャケット・デザイン使用
解説: 間洋一、歌詞対訳付き 発売元コメント
1965年録音のロッシーニ「スターバト・マーテル」は、1977年に47歳で早世したアメリカの名指揮者トーマス・シッパーズがコロンビアに残した最大の録音遺産の一つ。大編成のオケと合唱団を起用したスケールの大きなアンサンブルを見事に統御する手腕が聴きものです。
米CBS Odysssay盤のジャケット・デザイン使用
解説: 間洋一、歌詞対訳付き 発売元コメント
今オーマンディの見直しというか、CBS時代のものがポロポロと再発売もしくは日本国内初登場といった形で出てきている。これもその一環だが、ロッシーニはトーマス・シッパーズがNYPを振った録音でこれはこれでなかなか珍しい。オーマンディは殆どオペラのピットの指揮台にあがったことはなく、完全なコンサート指揮者だった。その彼とヴェルディとの取り合わせは珍しい。演奏もユニークでテンポが極端に遅いのである。そして何故か金管がどことなく軽く聴こえてしまうのは気のせいだろうか。ともかくもユニークな演奏だ。
一方、シッパーズはオペラも振る当時若手の最右翼の指揮者。バーンスタインの後任になるのではという期待もあったろうと思う。現にコロムビア・レコードはバーンスタインのレパートリーと重複したものも録音させていたりする。だが、かれはヨーロッパに本拠移してオペラなんかも振っていたようだが、鳴かず飛ばずみたいになって夭折してしまったのは残念だ。