①チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23 1961.10.9
②ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18 1960.2.2
フィリップ・アントルモン(Pf)
レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック
ブロ友の方が取り上げておられたので、久々に取り出してみる。アントルモンは1934年の生まれのフランスのピアニスト。日本の有名人では石原裕次郎らと同い年である。もう81歳になるのだが、録音当時は26~7歳の青年期である。
若々しい演奏ぶりで、それが録音の良さも効果を発揮して、聴きやすい。バーンスタインも元気溌剌としていたころだから、余計に気持ちのいい演奏になっている。カップリングはLP時代から、よくあるものだが、驚くことに今はこの形のものは現役盤になっていない。先日、カーステレオでかけたら、ラフマニノフの第3楽章の最後のあたりで急にトレースしなくなってしまった。盤にはこれといって傷がないのにである。一応埃を除去して何回も試みるも結果は同じ。帰って、他のプレーヤーで試聴したが、今度問題なくトレースして、いい音で鳴ってくれた。一時期経年劣化かと、あわてたが、どうもカーステレオの方に問題があったのかもしれなかった。